2018年12月28日金曜日

ロヨラとザビエル

2018年12月23日日曜日

永遠のいのちー真に価値あるもの


人は、たとい全世界を得ても、

いのちを損じたら、何の得がありましょう。

        マルコの福音書836



かつて日本に福音を伝えに来たフランシスコ・ザビエルは、
パリ大学の若き青年教授でした。
そこに年配のイグナチオ・デ・ロヨラが、生徒としてやってきました。
講義の後に、ザビエルのところに来て質問しました。
「人は、たとい全世界を得ても、いのちを損じたら、どうなるのでしょう」
ザビエルは「来週まで待ってください」と言いました。
翌週、またロヨラは来て聞きました。
「人は、たとい全世界を得ても、いのちを損じたら、どうなるのでしょう」
ザビエルは、また言いました。
「来週まで待ってください。」
そんなことが続いた後、ザビエルは言います。
「あなたは、その答えを知っているのでしょう」
ロヨラは答えます。
「何の得にもならない」と。

そして、それからロヨラが教師となり、
ザビエルに永遠の命を、キリストの福音を宣べ伝え、教えます。
ザビエルはパリ大学の教授を辞め、宣教師となって日本に来たのです。

あなたが、たとえ全世界を得たとしても、
命を損じたら、何の得にもなりません。

私たちは永遠の存在で、
本当の故郷は天国、天のエルサレムなのです。

そこが私たちの報われる場所です。

そこに永遠の宝を積む、真に価値ある人生を生きましょう。

それは、イエス・キリストを信じることから始まります。

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