2016年11月15日火曜日

高校入試

高校入試のとき、父は何も言いいませんでした。
私は模擬試験を受け、自分で高校を探し、私立も公立も自分で受験校を決めました。
決して口を出さない父ではでしたが、お金は何も言わずに出してくれました。

今から思えば間違いだらけの高校探しだったと思います。
偏差値だけでどこを受けるか決めるような感じだったように思います。
もっと、高校のカラーやその後の大学受験も考えて選べばよかったと、今になって思います。

父は、お金を出し、母と共に祈ってくれていたと思います。
私立を受ける前、よく勉強をしました。
公立はランクを一つ下げたので、もう勉強しなくなりました。
それでも合格できました。

でも、その結果、高校では勉強をほとんどしなかったように思います。
高校三年間は、私の人生のブラックホールでした。

父が「私立に行かせておけば良かったと」言ったことがあります。
二浪したことを考えると、私立に行ったほうが良かったかもしれません。
ただ、後悔はしていません。
浪人して東京に行きたいと言った時も、黙ってお金だけ出して行かせてくれました。
二浪の時も、合格したある地方の公立大学がありましたが、
父は、その合格証書を見せると喜んでくれて、お金を出して、黙って二浪させてくれました。

大学も全部自分で探し受けました。
現役の時も、一浪の時も、二浪した時も・・
今から思えば、たくさん受けすぎたと思います。
本当にお金のかかる子どもでした。

父は口を出さず、お金だけ出してくれて、
私は、自分でいつも決めて生きてきました。

自分が父親になって、父に本当に感謝しています。
自分も子どもたちに、父のようにしてしてあげたいと思っても、全く父のようにしてあげれませんでした。

MAKOTO

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