2019年2月18日月曜日

アガペーで愛し癒されるイエス・キリスト


イエスは手を伸ばして、彼にさわり、

「わたしの心だ。きよくなれ」と言われた。

すると、すぐに、そのらい病が消えた。

                                  ルカの福音書513


イエスが、ある町におられたときのことです。
全身らい病の人が、イエスを見ると
「主よ。お心一つで、私はきよくしていただけます」
とひれ伏してお願いしました。

イエスは手を伸ばして、彼にさわり
「わたしの心だ。きよくなれ」と言われました。

すると、すぐに、そのらい病が消えました。

らい病は当時、汚れた病気であり、
ライ病人にふれると、
その人も汚れると言われていました。

イエスは、
らい病の人に手を伸ばして彼にさわり、
それから
「わたしの心だ。きよくなれ」
と命じられたのです。
さわらなくても命じれば、
らい病の人は癒されるのに、
まずさわられました。
それはらい病の人にとっては驚きでした。

らい病のままのあなたを愛している。
わたしは喜んで、あなたのらい病をいやそう。
でも、らい病のあなたのままで愛している。
その上で、あなたの人生を苦しめてきた、
このらい病をきよめ、いやそうと言われたのです。

もしかしたら、
あなたは、
これさえなければ、
これがあるから、
自分はダメなんだと
思っているものがあるかもしれません。
でもイエス・キリストは、
それがあってもなくても、
そのままのあなたを、
そのままで、
愛してくださるのです。
そして、その上で、
あなたの人生をいため苦しめてきた、
それを取り除き、
あるいは与えてくださるのです。

それがアガペーです。

イエスが言われるところで、神の約束は成就する


「エルサレムを離れないで、

 わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。

 ヨハネは水でバプテスマを授けたが、もう間もなく、

 あなたがたは聖霊のバプテスマを受けるからです。」

             使徒の働き14-5



復活されたイエス・キリストは、
四十日の間、弟子たちに現われて、
神の国のことを語り、
数多くの確かな証拠をもって、
ご自分が生きていることを
使徒たちに示されました。

そして彼らといっしょに
食事をともにしているとき、
イエスは彼らにこう命じられました。
「エルサレムを離れないで、
 わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。
 ヨハネは水でバプテスマを授けたが、
 もう間もなく、
 あなたがたは聖霊のバプテスマを受けるからです」と。

エルサレムは神に選ばれた街、
神に愛された特別な町です。
しかしこの時の弟子たちは、
エルサレムにはいたくありませんでした。
それはイエスを捕えて殺した人たちがいたからです。
もし自分たちがイエスの弟子だとわかれば、
自分たちも捕まり殺されるかもしれません。
弟子たちは恐れていました。
早く故郷である田舎のガリラヤに
逃げて行きたかったと思います。

しかし、イエスは言われたのです。
「エルサレムを離れないでいなさい」と。
その時
「父が約束された聖霊のバプテスマ」を受けると。
それが何なのか、
弟子たちは分かっていませんでした。

でもイエスのことばを握り信じて
彼らはエルサレムを離れず
祈り待ち望みました。
その時「聖霊のバプテスマ」を受け、
彼らは全く新しくされ、
変えられるのです。

あなたも、
主イエスが言われるところに、
ある時はとどまり、
ある時は遣わされて行くとき、
神の約束は成就し
愛と奇跡のみわざを見ることができるのです。

一人になって祈られるイエス


しかし、イエスご自身は、

よく荒野に退いて祈っておられた。

ルカの福音書516


イエス・キリストが
人々をいやし、奇跡を行なっていることのうわさは、
どんどん広がり、ますます広まって行きました。
それで多くの人の群れが、話を聞きに、
また、病気を直してもらいに集まって来ました。

しかし、イエスご自身は、
よく荒野に退いて祈っておられたのです。

イエスは人々の願いと求めには
どんなに忙しく疲れていても答えられました。
しかし、どんなに忙しくても
必ず荒野に退いて静まって
父なる神と交わり祈る時は保たれていました。

それがイエスがアガペーの愛に生き、
奇跡を行われ続けた秘訣でした。

私たちも、どんなに忙しくても
イエス・キリストの名よって
父なる神様のところに行き
聖霊様と深く交わり祈る時を
失わないようにしましょう。

そこに、主イエスと共に愛に生き
奇跡と癒しを見続ける鍵があるのです。

祈りにかけた弟子たち


この人たちは、

婦人たちやイエスの母マリヤ、

およびイエスの兄弟たちとともに、

みな心を合わせ、祈りに専念していた。

                            使徒の働き114


聖霊のバプテスマを受け聖霊に臨まれると
「全世界に福音を宣べ伝える証人になる」
と語られた弟子たちは、
オリーブ山からエルサレムに戻り、
婦人たちや兄弟と共に祈りに専念します。

イエスから語られ与えられた
全世界への宣教の命令は
とても嬉しかったでしょう。
しかし同時に
その力がないことを
弟子たちは痛いほどわかったいました。

だから、
彼らは約束を待ち望み
信じて祈ったのです。

ユダヤ人たちを恐れていた彼らは
一人でいることはできず、
ともに集まり祈りました。
それほど弱くされていました。
でも、だからこそ彼らは約束を信じ、
その言葉にかけて祈りに専念しました。
そこにしか希望はなかったからです。

そして、
その約束通り聖霊が彼らに臨み、
彼らは恐れずに
福音を大胆に宣べ伝える者に変えらました。

あなたも、弟子たちのように祈りましょう。
たとえどんなに行き詰っても、
もうどうすることができなくなっても、
ともに集まり祈る時、
聖霊が来られて豊かに望まれ、
全てを新しく変えていかれます。

一人になって祈られるイエス


しかし、イエスご自身は、

よく荒野に退いて祈っておられた。

ルカの福音書516


イエス・キリストが
人々をいやし、奇跡を行なっていることのうわさは、
どんどん広がり、ますます広まって行きました。
それで多くの人の群れが、話を聞きに、
また、病気を直してもらいに集まって来ました。

しかし、イエスご自身は、
よく荒野に退いて祈っておられたのです。

イエスは人々の願いと求めには
どんなに忙しく疲れていても答えられました。
しかし、どんなに忙しくても
必ず荒野に退いて静まって
父なる神と交わり祈る時は保たれていました。

それがイエスがアガペーの愛に生き、
奇跡を行われ続けた秘訣でした。

私たちも、どんなに忙しくても
イエス・キリストの名よって
父なる神様のところに行き
聖霊様と深く交わり祈る時を
失わないようにしましょう。

そこに、主イエスと共に愛に生き
奇跡と癒しを見続ける鍵があるのです。

聖霊のバプテスマによって全く新しくなる


しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、

あなたがたは力を受けます。

そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、

および地の果てにまで、わたしの証人となります。

                                               使徒の働き18


イエスは弟子たちに
「聖霊のバプテスマ」とは何かを教えられました。
それは、聖霊が弟子たちの上に臨まれること、
そしてその時、彼らは、
エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、
および地の果てにまで、
キリストの証人となると言われたのです。

この「証人」という言葉は
「殉教者」と訳せることばです。
つまり弟子たちは、
たとえ殺されても
イエスがキリストであると
宣べ伝える証人になると言われたのです。

弟子たちは十字架の時、
怖くて逃げ出した者たちでした。
ベテロは3度知らないといい、
最後は呪いまでかけて誓ったのです。
この時も弟子たちは
怖くて一人でいれないので、
ともに集まって隠れていたのです。

その弟子たちが
命がけでイエスを宣べ伝える人に変わると言われたのです。

そして確かに、
この後、聖霊が臨み
「聖霊のバプテスマ」を受けた弟子たちは、
命をかけてキリストを宣べ伝える者に
変えられて行きました。

あなたがどんなに弱くて、
自分で自分をどうすることもできなくても、
大切な人が、どんなに頑張っても
抜け出せない悪習慣や弱さに苦しみ捉えられていても、
大丈夫です。

聖霊様があなたのところに来られ、
あの人のところに来れば、
私たちは変えられるのです。

聖霊様には、神には不可能はないのです。
神の約束を信じて待ち望みましよう。
聖霊は必ずあなたのところに、
あの人のところに来て、
全く新しくしてくださいます。